今回はカクテルそのものではなく、氷についてです。
もちろん特別な道具を使わなくても透明な氷は作れますし、丸く加工することもできるのですが、
- 丸く加工する時間が勿体無いし、めんどくさいし、難しい!
- 早くお酒にだどり着きたい!
ということで、透明で丸い氷を作るための道具(製氷機)を購入して使ってみたのでその感想を書いてみます。
(結論としては、そんなに高価なものではないので個人的には買って損はないと思います!)
透明で丸い氷(ロックアイス)を作ってみる
カクテルに限らず、お酒を飲む際にこだわるポイントとして氷は非常に重要です。
上で紹介している本でもカクテルごとに色々なタイプの氷を使い分けていますが、そんな中から今回はロックアイスを作ってみようと思います。
透明で美しいロックアイスは見た目が良いのはもちろん、溶けにくく不純物も少ないためお酒の味を損わないというメリットもあります。
道具選びの注意点(透明で丸い氷を作る)
丸い氷を作る商品(製氷機)は色々ありますが、透明な氷が作れるものとそうではないものがあります。
購入する場合は以下の点に注意して道具を選ぶのが良いと思います。
- ゆっくりと冷やすための機構が備わっているか
- 不純物を排除するための機構が備わっているか
今回私が使ったもの
透明な氷を作るには?
“氷は何故白く濁るのか“
Barやお店で買った氷は綺麗な透明なのに、家で普通に作った氷は白く濁ってしまいます。
これは、四方から急激に冷やされたことで、水の中に含まれる目には見えない不純物(空気やミネラル、カルキなど)が氷の中心に閉じ込められた状態になってしまうからです。
“透明な氷を作るには”
逆に一方向からゆっくりと冷やすことで、不純物が中に閉じ込められないようにすることができ、透明な氷を確保することができます。
つまり、先に凍った不純物が含まれない(透明な)氷を如何に大きく確保するかが重要になります。
今回の商品の場合、開いた容器の上部から冷気が入り、上部から順に”水”だけが凍り下部に行くにつれて不純物が残っていきます。その結果、丸氷として利用する上部が先に透明な氷になって、不純物を含んだ水は容器の下部(使わない)で氷になるように設計されています。
また、容器の周りの発泡スチロールは側面や底面から冷やされるのを防いでくれています。
感想
- 透明度 ☆☆☆☆☆
- 大きさ ☆☆☆
- 形状 ☆☆☆☆
透明度☆☆☆☆☆
透明度については文句なしの大満足でした。出来立ては表面が白く曇っていますが、表面を少し濡らすと綺麗な透明になります。
大きさ☆☆☆
今回の道具で作れる丸氷の直径6cmで、ロックグラスに入れる場合はもう一回り大きくても良いかなって感じがしました。
一方で、調べてみると殆どの商品が6cm程度の氷が作れるというものだったので、6cmくらいの方がグラスを選ばないという意味では丁度良いのかもしれません。
形状(丸さ)☆☆☆☆
形(丸さ)については、少しバリができてしまうのは仕方がないですし、包丁などで叩くと取れてくれるので全然問題なしです。
入れる水が少ないと球体が少し欠けた形状になってしまったので、私の場合は目安線より少し多めに水を入れた方が上手くいきました。
はじめてのカクテルは何から作ったら良いのか(コラム)
氷って意外と高かったりするので、ずっと家で作りたいと思っていました。
丸氷なんてそんなに使わないと思いながらも、砕けば普通の氷としても使えるかなと思いひたすら作り続けた結果、家の冷凍庫は丸氷だらけです。
(ちなみに丸氷を簡単には砕くことができず、合わせてアイスピックの必要性を知りました。)
次回はこの丸氷を使ったカクテルを作ってみようと思ってます。
Let’s shake!